TOMATIN(トマーティン)とは
TOMATINとはゲール語で「ねずの木の茂る丘」という意味を持ちます。
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15世紀頃ネズの木の茂る丘にトマーティン村があり、そこでは密造酒が作られていました。
トマーティンは1897年創業で実業家たちにより建てられました。
シングルモルト、ハイランドです。
当時はスコッチがばか売れしており、投資として建てられることも多かったそうです。
事業はうまくいき、1974年にはウイスキー生産量がスコッチ最大級にまでなりました。
が。1980年代に入るとウイスキーは不況期へ。オーナーも倒産し、経営困難でした。
そのタイミングで日本の企業、宝酒造、大倉商事がトマーティンを買いました。
これは日本の企業が所有する最初の蒸留所となったのです。
ラインナップ
トマーティン 12年
トマーティンは基本的にはドライなイメージがあります。
こちらの12年は最後の約8ヶ月間をシェリー樽にて仕上げています。
そのためか温かみある味に、リンゴのようなフルーティーな風味も感じます。
トマーティン 14年 ポートカスク
13年間はバーボン樽、最後の1年間をポートワイン樽で仕上げの熟成をしてます。
ポートワインの深みある甘い香りやフルーティーさを感じられます。
コストパフォーマンスもとてもいいです○
トマーティン 18年
バーボン樽で16年間以上熟成。最後の2年間をシェリーの樽で仕上の熟成をしています。
力強い香り、シェリーの香り。
モルト由来の甘味、シトラスやブラック・チョコレートのような複雑な味わいが特長の一本です。
トマーティンのラインナップの中ですと18年が個人的には好きです。
トマーティン レガシー
トマーティンで一番リーズナブルなシリーズです。
レガシーとは「受け継がれる財産」という意味です。
樽の甘み、力強さを感じられます。
ハイボール、水割りでも美味しく飲めます。
まとめ
TOMATIN、トマーティン。トマトのような味がするの?と思われることもあるかもしれませんが全く関係ないです^^笑
日本の企業が初めて所有した蒸留所がこのトマーティンということで知られてもいます。
日本の人はトマーティンのことをトマーチンと呼ぶからそれは違うよ。
トマーティンって呼んでくれと蒸留所の方が言ってたそうです。
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