アイラ島とは。
アイラ島はイギリス、スコットランドの西南部にある島で、日本でいう淡路島と同じくらいの面積ですね。
補足。イギリスはイングランド, スコットランド, ウェールズ(Wales), 北アイルランドの4つの「国」の連合王国。正式名は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」(The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)なのでthe United Kingdom(UK)ですよ。
ちなみにスコットランドの面積は北海道とほぼ、同じ面積。
現在のアイラ島のお酒。
現在は
LAPHROAIG(ラフロイグ)、ARDBEG(アードベック)、KILCHOMAN (キルホーマン)、BUNNAHABHAIN(ブナハーブン)、CAOLILA(カリラ)、BOWMORE(ボウモア)、BRUICHLADDICH(ブルイックラディ)、LAGAVULIN(ラガブーリン)
と全部で8箇所の蒸留所があります。
更に建設中の蒸留所もあるので、これからも増えると思われます。
詳しい歴史、由来などはリンク先にて記載しておりますので気になった方は読んでみてください。
LAPHROAIG(ラフロイグ)
ラフロイグは他のアイラの蒸溜所と比べても、強烈なピートの香り、個性があり「アイラモルトの王」と言われてます。
アイラと言えば真っ先に思い浮かぶウイスキーです。
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ARDBEG(アードベック)
ラフロイグ同様、かなりスモーキーです。
その中にも甘みがあり、余韻も長いです。
一度経営不振で閉鎖してからの現在。根強いファンが多いブランドです。
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KILCHOMAN (キルホーマン)
キルホーマンはアイラ島で一番新しい蒸溜所で、2005年〜なのでまだ超熟は出てないが、期待されています。
新しい蒸溜所なので色々なことに挑戦している挑戦できるメーカーです。
ワインカスクなど、面白い挑戦をしていたりします。
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BUNNAHABHAIN(ブナハーブン)
ブナハーブンはアイラ島では珍しく、ライトピートです。
なので他のアイラモルトに比べるとピートの香りは抑えめです。
優しい口当たりで飲みやすめです。
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CAOLILA(カリラ)
カリラは、塩っぽい、海、磯の味がよくすると言われます。
ツンとするドライな感じが人気です。
アイラモルトの中でもかなり個性的なブランドですね。
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BOWMORE(ボウモア)
アイラモルト飲んだことない方や、入り口となる一本と言っても過言ではないでしょう。
ピートなどバランスが程よく飲みやすくもクセもあり、アイラモルトとはこのようなものかとわかるお酒でしょう。
コストパフォーマンスにも優れております。
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BRUICHLADDICH(ブルイックラディ)
特徴と言って何と言ってもボトルのデザインが目を引きますね。
水色のボトル。珍しいですよね。
水色のボトルはピート香が少なく、非常にまろやかです。
ブルイックラディは別名でラインナップを作っているのですが、クラシックラディやオクトモアという、ピートの値、フェノール値が世界一多いなんてものも作っています。
クセの限界に挑戦しております。
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LAGAVULIN(ラガブーリン)
ラガブーリンはオイリーでリッチな味わいが特徴です。
ラガヴーリンは、アイラモルトの中で最も仕込みに長い時間をかけています。
また、ラインナップの中心も他のウイスキーが10年、12年が主流ですが、ラガヴーリンは16年を定番として販売しています。
価格帯も一番高いです。
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まとめ
このようにアイラ島は2018年1月現在8箇所の蒸留所がります。
新たに建設中のとこも合わせると9箇所あります。
新たに建設中の蒸溜所はガートブレック(Gartbreck)と呼ばれるところだ。
この他にも1箇所アイラ島の北東海岸にあるポートアスケイグにもほど近いアードナホーで、新しい蒸溜所の建設予定ですね。
新たに建設されているところもあればもちろん過去に閉鎖されたところもあります。
閉鎖された蒸溜所
PORTELEN(ポートエレン)とLOCHINDAAL(ロッホインダール)
ポートエレンは、1930年から1960年代の半ばまで休業していたが、1825年から1983年まで操業していた。蒸溜所はそのまま残っており、2020年復活予定というビッグニュースが最近入ったばかりだ。
ロッホインダール蒸溜所は、1829年ロッホインダールの海岸に面したポートシャーロット村で創業。当初ポートシャーロット蒸溜所の名で操業していた。1829年から1929年に閉鎖
アイラ島のウイスキーの特徴
アイラ島の特徴として
なんと言ってもピートと言われるスモーキーなクセのある香り、味があげられます。
ピートとは泥炭です。上の写真がピートです。
湿原で植物の遺骸が分解されず蓄積した、地層のことです。
そのピートを原料となる大麦麦芽を乾燥させる際に、燃料として使うとピートの香りが染み込み、その風味がウイスキーに反映されます。
そのピートの量。フェノール値と呼ばれ、この数値が高ければ高いほどクセものという感じになります。
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